思った通りにいかない

初心者MTGと役に立たないグラブル情報と映画の感想

古戦場振り返り201911闇

ルールを破壊したぁ!!

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古戦場如何過ごされましたでしょうか。

5万位以内には入りましたが以前程の価値はない気がする。

それでも勲章は勲章。セフィラ玉髄ゲットです。

 

古戦場の概念が変わった

戦争の概念が変わった。何かしらで一度は聞いたことがある台詞だと思います。

人類史においても、鉄・馬・火薬・核など何かしら新しい技術が出るたびに戦争の形態が変わり、そしてそれは古戦場も例外ではありませんでした。

今回の古戦場よりフルオート機能が実装されました。

恩恵を受けた者。受けることが出来なかった者。禍福は糾える縄の如しなんてSSで良く見る言葉ですが、フルオート機能は古戦場を別のものに変え、大きな混乱をきくうしにもたらしました。

 

https://mizu-netjp.com/bordercheckkosennjyouyosenn/

こちらのサイトを見てもらえれば分かると思いますが、予選でのボーダーは下がっているのに本戦ではボーダー上がっています。150HL追加前の1~2日目からです。

私は3分半~4分の間で回れましたが、早い人はより早く。遅い人でも8分ほどかけて回っているのをTwitterでよく見かけました。ただのオートでは考えられない時間です。フルオートでないただのオートだったら、極まっている人でも放置狩りは不可能でしょう。だがフルオート環境下では4凸マグナが完成していれば、放置狩りは可能です。

全体のレベルが上がり、古戦場が賑やかになってボーダーが上がるのは大喜びですが、新たな技術の導入により、今までと違うプレイヤー層が速度を出せるようになったのは少なからず問題があると私は考えます。

では何が問題なのか

グラブルスマホゲーでありながらMMO的な面も持っています。所謂時間をかければ強くなるという面です。古くはマグナ。そしてマグナⅡ。交換が出来ないマリス武器など、時間をかけて対象の敵を倒し、武器を集めることで強くなることが出来ました。

古戦場も同じです。17時間の中でどれだけゲームを出来るかで順位と勝敗をつけるといっても過言ではありません。勿論、時間をひっくり返す個々の戦力や、朝時速で相手の心を折る朝活など作戦が無いわけではないですが。基本は時間です。基本がない者が大成することが無いように、時間がない者は勝つことが出来ません。

グラブルに命を張るきくうしさまは有給を取ったり、シフト性の仕事だったり、はたまた学生ニートのような比較的時間に余裕がある者だったりと、個々の生活から時間を捻出して、その中でいかに最高速度を考えながら古戦場を楽しんでいました。

ソシャゲであるにもかかわらず、対人対団団イベントの要素が古戦場しかないグラブルにおいて、どれだけ重要なイベントであるかは言うまでもありません。

その古戦場に大きすぎる1石を投じたのがフルオート機能。

社会人が多く在籍しているきくう団なら分かると思いますが、昼間は基本グラブルが出来ません。仕事ですから。故に出社前や退勤後に古戦場を走ることになります。

所がフルオート機能の実装により、仕事の格差が生じました。薄給だろうと、スマホをチラリとでも触れさえすれば、貢献度を稼ぐことが出来ます。高給取りだろうと、スマホ持ち込み不可のような職場だと、前者に比べて8時間も差が出来てしまいます。白か黒かにもよりますけど。

私は150HLをフルートで10分。1体辺りの貢献度が300万として2億4千万の差が出来ます。簡単にひっくり返せる差ではありません。古戦場というルールにおいて、スマホを触れる仕事と言うのはあまりにも強いと言うことがわかっていただけると思います。

上位陣にとってモチベーションに関わる大きな問題です。グラブルが好きで、課金もジャブジャブして、時には有給を取ってまで古戦場を遊んできたのに、仕事中にスマホを触れないかで大きな不利がつく。昨今の天上人引退に関係が無いとは私は思えません。

また、触らなくて良いゲームが面白いかと言えばそうでもありません。

これからの連中に今までと同様の苦労をしろと、昭和男のような事を言っているのではありません。敵が運でクリティカルを乱発し、不慮の事故多発のゲームと違い、敵の攻撃に規則性があり、戦略を練ってケア出来るという点が、グラブルの魅力であると私は考えます。ランダム性の強いゲームにはそのゲームの魅力がありますが、緻密な戦略を練り、時には仲間とはい!のスタンプを推しながら進める戦闘に私は魅かれていました。

古戦場然りで、1秒を削りだすため頭を使い、時速を出すためにグループを組んでボスに当たるなど、戦略連携が求められる戦闘の魅力と、ソーシャル感が融合したイベントが古戦場でした。

それが気づいたらソロで数分で倒せる程きくうしさまは強くなり、ボスは変わり映えせず、新しいイベントはことごとく失敗して新しい遊びを生み出せない現状。

多くのきくうしさまは疲れてきました。

グラブルに触る必要すらなくしたフルオート機能は、貢献度だけでなく疲労感の時速も上げたように感じます。

私事総括

Twitterをみていると多くの団が解散し、グラフェスが控えアニメも放送中なのに以前ほどの盛り上がりを感じません。

私が所属していた団も解散しました。4年続いた騎空団でした。

多くの団員が疲れ、最終ログイン時間が延びました。団長は詳細を語りませんでしたが、長く苦楽を共にした仲間の首を切るのが辛かったのでしょう。オフ会も頻繁な騎空団だったので団長はほとんど全員の顔を把握していたはずです。

あの頃に戻るのは不可能でしょうが、運営にはもう一度、グラブルの魅力について。楽しみ方について。プレイヤーについて考えて頂き、新しい遊びを提供してほしいものです。

このゲームの未来は明るいのか。そんなことを考えさせられる古戦場でした。

 

 

対ボス的な意味合いでは、マジェスタス人権でした。おわり。